Home -> 医療事務の仕事 -> 3.「歯科医」で働く!
● 歯科助手とも呼ばれる専門職
歯科医院の正式名称は「歯科診療所」。ここで働く医療事務スタッフは、受付や会計などの一般窓口業務のほかに、歯科助手として歯科医や歯科衛生士の補助的な業務を行うことがあります。これは、患者さんの口腔に手を触れない範囲で治療をサポートする仕事です。
また、患者さんの手荷物を預かったり、エプロンをかけてあげたりといった気配りも必須。小児歯科では診察台の子どもにオモチャなどを見せ、歯科医が治療しやすい状態を作る工夫をすることもあります。
●多様化する歯科医院のサービス
昔と違って最近は歯科医院の数が増え、地域で競合しているため、それぞれの医院が工夫を凝らして患者さんを獲得するようになりました。
たとえば治療室を個室化したり、予防歯科やカウンセリングにも力を注いだり、審美・矯正などの美容歯科部門を充実させたり……と、あらゆるサービスの向上に努めているわけです。
その結果として、それぞれの医院ごとに独自の問診やアフターフォローが発生するため、歯科医院に勤める医療事務スタッフの仕事は多岐にわたる傾向があります。
● 予約から受付、会計、掃除まで!
歯科医師の場合は短期間だけ勤務医として大学病院などに所属し、その後は個人で開業するケースが多いようです。スタッフも開業した医院の近くで募集することが多いため、条件が合えば、自宅近くでの勤務も可能です。さらに診療所で働く人の数も少なめで、アットホームな雰囲気が味わえるのも 魅力です。
また、地域密着型の歯科医院では患者さんたちとも親しくなれます。温かい人間関係の中で仕事ができるということは、心地よい職場環境を作る大きな要素です。
しかしながら、スタッフの数が少な いため1人分の仕事量は少なくありません。受付や予約、会計業務に加え、カルテの作成、診察室への案内、医院の清掃、電話応対、予約の管理など、治療に訪れる患者さんをトータルにお世話しなければなりません。
【日本医療事務協会】 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト7F TEL:03-3349-6011 E-Mail:info-ijinet@nk-create.co.jp
Copyright (C) 2021 JMCA日本医療事務協会 All Rights Reserved